40代 資産運用 税金対策|NISA・iDeCoの使い方と基本ルールをわかりやすく解説

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税金のこと、きちんと理解していますか?

資産運用を始めると、必ずぶつかるのが「税金」の問題です。

利益が出れば税金がかかる。

だけど、非課税になる制度もある。

──何となく聞いたことはあっても、実はちゃんと理解していない

そんな40代の方は、少なくないのではないでしょうか?

「知らなかったせいで、本来守れた資産を減らしてしまった」

「うまく使えばもっと効率よく資産を増やせたのに…」

──そんな後悔をしないためにも、

今のうちに、最低限押さえておきたい「税金と投資の基本ルール」を学んでおきましょう。

この記事では、初心者でもすぐに理解できるよう、

  • 投資でかかる税金の種類
  • NISA・iDeCoの基本と使い分け
  • 40代からでも間に合う節税戦略

──をわかりやすく解説していきます。

知っているか、知らないか。

それだけで、未来の資産額は大きく変わります。

【結論】税金の基本を押さえるだけで、資産形成は加速する

まずハッキリ言います。

税金を制する者が、資産形成を制します。

なぜなら、投資で得た利益には約20%もの税金がかかるからです。

たとえば、100万円の利益が出ても、手元に残るのは約80万円。

知らずにそのまま課税され続けると、10年、20年で大きな差になります。

だからこそ、「非課税制度」をうまく使うことが、40代からの資産形成では欠かせないのです。

投資でかかる税金の種類|まずはここから押さえよう

投資で利益が出たときにかかる税金には、大きく分けて2種類あります。

  • ① キャピタルゲイン税(値上がり益にかかる税金)
  • ② インカムゲイン税(配当金・利子収入にかかる税金)

どちらも原則、約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が課税されます。

つまり、

  • 株を売って利益が出たら約20%引かれる
  • 配当金を受け取ったら約20%引かれる

──これが通常の世界です。

だからこそ、非課税制度を活用する意味が大きいのです。

非課税制度の基本|NISAとiDeCoを使いこなそう

では、具体的にどんな非課税制度があるのか?

40代が押さえておくべきは、この2つです。

  • 新NISA(少額投資非課税制度)
  • iDeCo(個人型確定拠出年金)

◆ 新NISAとは?

株式や投資信託に投資して得た利益が非課税になる制度。

2024年から制度が拡充され、生涯投資枠1800万円まで非課税で運用できます。

  • 売却益・配当金が非課税
  • いつでも引き出し可能

資産形成の「攻めの武器」です。

◆ iDeCoとは?

老後資金を積み立てるための制度で、

  • 掛金が全額所得控除(節税効果)
  • 運用益も非課税
  • 受取時にも控除あり

ただし、60歳まで引き出せないので、運用の自由度は低め。

資産形成の「守りの武器」です。

【よくある勘違い】NISAとiDeCo、どちらが得なの?

よくある疑問が、

「結局、NISAとiDeCo、どっちを優先すればいいの?」

というもの。

答えはシンプルで、目的によって使い分けるのが正解です。

  • ▶ いつでも引き出せる資産を育てたい → 新NISA
  • ▶ 老後資金をしっかり準備したい → iDeCo

つまり、

「短期・中期の資産形成にはNISA」「長期・老後対策にはiDeCo」

どちらか一方だけではなく、両方バランスよく活用することで、

「流動性」と「節税効果」の両方を手に入れることができます。

そして資産額やライフプランによって、

毎年の掛金配分や積立設定を微調整していく──。

これが、40代から始める賢い資産形成の鉄則です。

【40代からでも間に合う理由】スタートラインは「今」

「でも、もう40代だし……」

そう不安に思うかもしれません。

けれど安心してください。

資産形成に遅すぎるということはありません。

たとえば、

  • 新NISAは非課税期間が無期限化されました
  • iDeCoも加入年齢の上限が65歳未満まで拡大されています

つまり、今からでも

  • 15年〜20年という運用期間を確保できる
  • 節税しながらコツコツ資産を積み上げられる

──そんな現実的な選択肢が、ちゃんと用意されているのです。

「もっと早く始めればよかった…」と後悔するより、

「今日始めてよかった!」と思える未来を作りましょう。

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まとめ|税金を味方にできれば、資産形成はもっと楽になる

40代から資産形成を始めるなら、「非課税制度の活用」は絶対に外せません。

知らないまま進めば、20%以上の税金で資産が削られる。

逆に、知って賢く使えば、手元に残るお金は格段に増えます。

特に、

  • 新NISAで運用益を非課税にする
  • iDeCoで掛金を所得控除する

──この基本戦略を押さえるだけでも、未来の資産額には大きな差がつきます。

税金は、知らない人から取りこぼし、知っている人に味方します。

「知らなかったせいで損した」と後悔しないためにも、今から正しい知識を身につけていきましょう。

そして次は、いよいよ総仕上げです。

40代会社員がゼロから資産形成を始める完全ロードマップ

──をまとめたメイン記事をぜひチェックしてください!

ここまで学んできたあなたなら、もう迷うことはありません。

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この記事を書いた人

45歳から老後投資を始めました。
コツコツと明るい老後を目指してます。
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