正直に言うと、以前の私は知人に紹介されたスマホの無料アプリ(Nike RunClub)だけで満足していました。走った距離とタイムが分かれば十分だと思っていたからです。しかし初フルマラソンでサブ4を目指すと決めたとき、「心拍数」と「リアルタイムのペース管理」ができないことに不安を感じました。そこで導入したのがガーミンのスマートウォッチvivoactive 5です。結果は3時間59分39秒(グロス)で初フルマラソン初サブ4達成。ガーミンがなければ達成できなかったと本気で思っています。本記事では、40代市民ランナーの私が実際に使って感じたメリット・デメリット、そしてサブ4達成にどう役立ったのかを詳しく解説します。
ガーミンのスマートウォッチを購入した理由
ガーミンvivoactive 5で2024水戸黄門漫遊マラソンに参加前のレースは、スマホをポケットに入れてました(ハーフマラソン2回)、スマホ自体は今でもレースで持ってますが(景色を撮ったりのため)、レース中に現在の自分の状況は把握出来ませんでしたね…
スマホアプリだけでは限界を感じた理由
最初は必要性を感じてませんでした…
ただ2回目のハーフマラソン(2024行田鉄剣ハーフマラソン)後に、フルマラソンを走る決意をしてから、ハーフとフルは別競技だと痛感しました。それまでは毎回とにかく速く走ればよいと思い、1キロタイムのラップにしか興味がなかったです。
その頃練習タイムが伸び悩んでいたこともあり、初フルマラソン初サブ4達成に購入を決意しました!!
活用するようになってからは、心拍数の管理や最初にオーバーペースで突っ込み、中盤から撃沈することも少なくなりました。(けして無くなった訳ではないです…)
なぜApple Watchではなくガーミンを選んだのか
スマホがiPhoneでPCがマックブックの人は分かると思いますが、連携や使いやすさからだとアップルウォッチです。でもスマホと同じで毎日充電する必要があると知って、ものぐさな私はためらいました…
ガーミンはバッテリーが最大1週間のモノもあり、価格もアップルウォッチより安く、そもそも私はスマホはiPhoneでもPCはWindowsだったので、連携の便利さはあまり感じてなかってです。
目的は心拍数とラップの管理だったので、そこまでの性能も求めてませんでした。

vivoactive 5を選んだ決め手
どうしても欲しかった機能が「音楽再生」です。長い時間走る時などはお気に入りの音楽を聴きたいですよね。
安いモデルではこの機能がなかったのが一番の理由です。
とはいえ今はレース中は音楽聴かなくなりましたが…(アップテンポやバラードなどリズムが崩れる感覚があります)
購入した当時は丁度真ん中程度のモデルだったので、やはり日本人です。「松竹梅」の竹を選びました…
ガーミンを使って変わった3つのこと
まずはNike RunClubのアプリとも連携できるので、スマホを持ってなくても記録されます。
現在はTATTAも入れてランニングライフを楽しんでます。
① 心拍数管理で「突っ込み防止」ができた
スマホアプリでは分からない、「余裕あるタイム」なのか「ギリギリのタイム」なのかが分かるようになりました。
今なら分かりますが、当時は心拍数の上げすぎの状態で走ることが多く、あまりよい練習をしてませんでした。
年齢から自分の最大心拍数を元にゾーンが分かるので、私の場合は最初に170を超えると掛かってると判断してます。
とはいえ、2025福島シティハーフマラソンは、5月に25度を超える暑さのなか最初から突っ込んでしまいましたが…



② イーブンペースが刻めるようになった
スマホアプリと違い都度確認することが出来るので、1キロ当たりのラップ管理に役立ちました。
それでも最初は、1キロ経過後にラップが早すぎたや遅かったなどだったので、500mでアナウンスする設定にしてました。(さすがに今は体がある程度判断するので1キロにしてますが)



③ トレーニングの質が明確に変わった(VO₂max・強度)
VO₂maxってなに?と思ってたし、強度は速く走ればいいんでしょ!!くらいにしか思ってませんでした💦
VO2max(最大酸素摂取量)は、運動中に体内に取り込める1分間・体重1kgあたりの酸素の最大量(mL/kg/min)で、心肺能力や全身持久力を示す最重要指標です。数値が高いほど長時間動ける能力(有酸素性パワー)が高く、マラソンなどの競技力向上や健康・寿命の指標として利用されます。
ちなみに30歳男性の平均が37です。
当時の私の練習は常にVO₂maxを刺激する練習しかしておらず、この頃は1キロ当たりのスピードの上限が止まってましたね。
今ではインターバルや(一番苦手…)やジョグ、ロング走など織り交ぜて練習してます。



ランニング終了後に結果が見れます。
ざっとですが現在は1週間でジョグ3日、ペース走(レースペースより少し早め)1日、インターバルかロング走1日のような感じです。
実際にサブ4を達成できた理由
フルマラソン前3回の30キロ走はしたけど、それ以上走ってない不安はありました。
いわゆる30キロの壁ですね…それでも1キロ5分40秒のペース管理が出来れば、達成できると信じてレースに臨みました。

水戸黄門漫遊マラソンでの活用方法
30キロ以降はペースが落ちると思い、1キロ5分30秒位で刻み後半は粘る作戦でした。
かかり癖防止のため、ペースが上がったら戻すを繰り返しながらのレース展開。
本当はサブ4のペーサーに付いて行けば良かったのですが、整列が遅く見つけることが出来ませんでした…

心拍160管理が成功要因だった
当時の年齢49歳の最大心拍数は(220-年齢)171なので、160を超えないように管理しながらでした。
※この数値はあくまでも推定数値なので、±10の誤差はあるようです。実際今は練習でも170位は追い込んでます。

ガーミンがなければどうなっていたか
今までのスマホ管理では最初から飛ばして後半失速か、ひよってペースが上がらずサブ4は達成できなかったと思います。
※おそらく前者の後半失速だと…
初フルマラソン初サブ4達成レポートはこちら

ガーミンを活用したトレーニングの成果で、50歳最後で参加した赤羽ハーフマラソンでは心拍数は170を超えてました。


ガーミンvivoactive 5のメリット
ガーミンのスマートウォッチ全般の特徴ではありますが…
バッテリー持ちが圧倒的に楽
スマホは1日1回は充電しますが、ガーミンのスマートウォッチは、使用頻度にもよるけど最大で1週間充電不要です。
ものぐさな私にはとても便利です。ただしいくら持つと言っても何回か充電忘れで練習して、記録が計測できなかったことはもちろんありますが…
GPS精度とペースの見やすさ
上位モデルと比べると(使ってはないですが…)どうか分かりませんが、そもそもトレイルランのように山中を走ることはないので、この精度で十分すぎるほどです。イヤホンと連動してれば「心拍数」や「ラップタイム」などは、時計を見なくても知るこができます(心拍数のアナウンスはたまにうるさいですが…)
現在はレース中はバイブ設定にして1キロごと把握してます。
音楽再生でスマホ不要
これが当時購入した1番の理由で、ガーミンvivoactive 5より下位モデルには無い機能でした。
お気に入りのセットリストを入れて、ランニング中や通勤の電車の中でも音楽を楽しんでます。
正直に感じたデメリット
とはいえデメリットもあります。特に私が購入してから感じたデメリットは
Apple製品との連動が弱い
買う前はそこまで心配してませんでしたが、メリットだった音楽再生機能がまあ不便でした…
iPhoneでアップルミュージックを使ってましたが、これが連動出来ないのです💦
なのでスマホでamazonMusicで音楽を取り込み、それをガーミンvivoactive 5で同期してます…

専用充電ケーブル問題
これも買った後困ったのですが、ガーミンのスマートウォッチは専用の充電ケーブルなので、充電が切れそうな時にスマホのように「モバイルバッテリー貸して」が通用しません。
なので私は家での充電用と、外出時のもしも対策として2つ持ってます。
※バッテリーの持ちがよいので、つい充電を忘れがちになるのもありますが…

GPS高精度モードの電池消費
車の燃費性能と同じで、使い方で充電の持ちはまったく違います。音楽を再生すればもちろん短くなります…
またGPSモードは3種類あり、一番精度の高い設定にして走ると3日で充電が必要になります。
私は今一番高精度のGPS設定してます。まあそれでも3日は持つので困ってませんが…
こんな人にはガーミンがおすすめ
使ってみて実際に感じたことですが…
サブ4〜サブ3.5を目指す人
私が購入した1番の目的はサブ4達成でした。
サブ4は市民ランナーの上位20%の狭き門です。ランニングを始めてフルマラソンを経験した人なら、まずはここを目指すと思います。
フルマラソンはハーフマラソンの延長ではないので、専用のトレーニングが必須と思ってます。
ガーミンのスマートウォッチは、そんな人のコーチになっくれる性能だと思います。
事実私は初フルマラソン初サブ4を達成しましたが、あのままスマホアプリならまず無理だったと思います。
心拍管理をしたい40代・50代ランナー
レーススタートから突っ込んで、撃沈したことがある人は分かると思いますが、心拍数を上げすぎると「スタミナ」が持ちません。上げすぎには注意が必要です。
またVO₂maxを鍛えるには、インターバルトレーニングなど高負荷で心拍数を上げることが効率がよいですが、40代後半や50代の人にとっては、老化に繋がる可能性もあります…
高齢になると、心拍数を上げることによって発生する活性酸素の消化を助ける能力が、かなり落ちてるのです。
毎回心拍数を上げてトレーニングをすることを避けるためにも、ガーミンのスマートウォッチは活躍します。
充電を毎日したくない人
アップルウォッチとの1番の違いですね。
ものぐさな私にはピッタリでした。
ただし結局充電忘れのリスクは付きまといますが…
逆に向いていない人
もちろん向いてない人もいます。
Apple製品完全統一派
これは普段慣れている人からすると致命的かもしれません。
私はアップルミュージックが対応してないだけで、かなり面倒な設定と感じてしまいました。
スマホがiPhone、PCがWindowsで、写真の共有など少しだけ面倒と思ってる私でも「くぅぅーーー」と感じたので、いわゆる「アップル信者」だと暴動が起きるレベルかもしれないですね…
ランニングは記録だけ取れればOKな人
ガーミンvivoactive 5にした理由は音楽再生でしたが、個人的にまったく必要ない機能もあります。
・ゴルフコースなどが管理できる
・水分補給が管理できる
・Suicaに対応してる
これらは少なくとも私に不必要でした。
健康管理アプリは睡眠の質向上などに役にたってますが…


ランニングの管理だけに使う人はもっと下位モデルで十分と思います。
ガーミンのおすすめモデル比較
私の独断と偏見ですがおすすめモデルを紹介します。
初心者向けモデル(まずは記録管理を始めたい人)
Garmin Forerunner 55
これからランニングを始める人や、「まずは距離とペースが分かればOK」という人には、Forerunner 55で十分です。心拍数計測・GPS・トレーニング提案など、ランナーに必要な機能はしっかり揃っています。価格も比較的抑えめなので、いきなり高額モデルを買うのが不安な人には最適です。
ただし、音楽再生機能はありません。スマホを持たずに走りたい人には向きません。
👉「まずは記録を取りたい初心者」ならこれでOKです。
音楽不要ならコスパ最強モデル
Garmin Forerunner 165(Musicなし)
音楽機能が不要で、「サブ4〜サブ3.5を目指したい」という人にはこのクラスがバランス良いです。トレーニング負荷やVO₂max、回復時間なども確認でき、本格的に練習したい人に十分な性能があります。
vivoactive5より価格が抑えられていることも多く、機能面ではほぼ遜色ないです。純粋に「走力向上」を目的にするならコスパは非常に高いです。
👉 音楽はスマホ派ならこのモデル。
本気ランナー向け上位モデル
Garmin Forerunner 265 / 965
サブ3やそれ以上を目指す人、データ分析を徹底したい人には上位モデルがおすすめです。ランニングダイナミクス、レース予測、詳細なトレーニングステータスなど、コーチ機能がさらに充実しています。
ただし価格は高め。正直、初フルやサブ4狙いならここまでの性能は不要です。私自身も現時点では必要性を感じていません。※レース予測機能には興味あるのですが、実力より速く出るとたまに聞くので…
👉 本気でタイムを削る人向けですね。
私がvivoactive5を選んだ理由
私は初フルマラソンサブ4を目指すタイミングでvivoactive5を選びました。音楽機能付きで価格と性能のバランスがちょうどよく、結果として3時間59分39秒で目標達成。
2024年購入時より今は価格も落ち着いていて、正直この価格ならかなり「買い」だと思います。
👉迷っているなら、このモデルが一番バランスが取れています。
まとめ|50代市民ランナーが本気でおすすめする理由
導入前の自分
正直に言うと、ガーミンを使う前の私は「走った距離とタイムが分かれば十分」と思っていました。スマホの無料アプリで記録を取り、とにかく速く走ることだけを意識した練習。結果、オーバーペースで突っ込んで撃沈することも多く、フルマラソンで通用する走り方はまったく出来ていなかったと思います。
導入後の変化
ガーミンのスマートウォッチを使うようになってから、「今のペースは余裕なのか、無理をしているのか」を心拍数で判断できるようになりました。ペース・心拍・トレーニング強度を意識することで、練習の質が明らかに変わり、無駄に追い込むことも減りました。結果として、走ることへの不安が減り、自信を持ってレースに臨めるようになったと感じています。
初フルマラソンでサブ4達成
その集大成が、初フルマラソンとなった水戸黄門漫遊マラソンでのサブ4達成(3時間59分39秒)です。心拍160を目安にしたペース管理、イーブンペースを意識した走りは、ガーミンがなければ実現できなかったと思います。もし以前と同じようにスマホアプリだけで走っていたら、後半失速してサブ4は達成できなかったでしょう。
そして今後の目標は「50代でサブ3」
現在の目標は、50代でサブ3に挑戦することです。年齢を重ねるほど、勢いだけの走りは通用しなくなります。だからこそ、心拍管理やトレーニングの質を可視化できるガーミンのスマートウォッチは、これからも欠かせない相棒です。
40代・50代から本気で走力を伸ばしたい人にとって、ガーミンは「時計」ではなく「コーチ」だと、私は実体験からそう感じています。
私が初フルマラソンでサブ4を達成できたモデルが、今は価格も下がって手に取りやすくなっています。
同じように「年齢を理由に諦めたくない」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
もしあなたが、
・40代から走り始めた
・サブ4を目指している
・年齢を理由に伸び悩んでいる
のであれば、きっと同じように役立つはずです。
▶ 45歳90kgから48歳で走り始め、50代でサブ3を目指す私のプロフィールはこちら


