こんにちは、たかはるです。
私は48歳から本格的にランニングを始め、現在は50代でサブ3を目指している市民ランナーです。
ハーフマラソンではASICS MAGIC SPEED 4、フルマラソンではadizero EVO SLを使い分けてきました。
そして今シーズンの大きな目標は、2026年富山マラソンで初めてサブ3に挑戦することです。
そのサブ3挑戦に向けて、新たな勝負シューズ候補として購入したのがASICS METASPEED EDGE TOKYO(メタスピードエッジ東京)です。
私は普段からケイデンスが190台後半の、いわゆるピッチ型ランナーです。
購入後は実際に、
- 1000mインターバル5本(設定3分40秒/km)をクリア
- 上尾運動公園での5000m記録会で18分34秒の自己ベスト
という結果も出ました。
そこで今回は、カタログスペックだけではなく、実際に速いペースで使ってみて感じたことを、50代ランナー目線で詳しくレビューします。
この記事で分かること
- メタスピードエッジ東京がどんな人に合うか
- 1000mインターバルや5000mで使った実走感
- MAGIC SPEED 4との違い
- EVO SLとの使い分け
- 50代ランナーでも使えるのか
- 富山マラソンのサブ3挑戦に向いているか
結論|メタスピードエッジ東京は「ピッチ型で本気のPBを狙う人」にかなり有力
最初に結論を書くと、メタスピードエッジ東京は、ピッチを高く保ちながらスピードを上げるタイプのランナーにはかなり相性の良いシューズだと感じました。
- 5km〜ハーフでPBを狙いたい人
- MAGIC SPEED 4などから、もう一段上の勝負シューズにステップアップしたい人
- サブ3〜サブ3.5あたりを本気で目指している人
には、かなり有力な選択肢になると思います。
一方で、初心者の最初の一足や、ジョグ用として選ぶシューズではありません。
私自身も、まだフルマラソン42.195kmでは本番検証が終わっていないため、現時点では「短〜中距離の速いペースではかなり好感触。次はフルでどうかを確認する段階」という評価です。
メタスピードエッジ東京とは?基本スペックを簡単にチェック
まずは簡単に、メタスピードエッジ東京の特徴を整理しておきます。
| モデル名 | ASICS METASPEED EDGE TOKYO |
|---|---|
| タイプ | ピッチ型ランナー向けレーシングシューズ |
| 用途 | 5km〜フルマラソンの勝負レース向け |
| ミッドソール | FF LEAP + FF TURBO PLUS |
| プレート | カーボンプレート搭載 |
| 価格 | 29,700円(税込) |
アシックスのMETASPEEDシリーズは、
- ストライド型向けのSKY
- ピッチ型向けのEDGE
に分かれているのが特徴です。
他のメーカーにはピッチ型専用のシューズはないですね。
私は普段からケイデンス190台後半(196が多い)なので、レーシングシューズモデルで「ピッチ型」に特化した商品であり、選択肢は自然とEDGE TOKYOになりました。
私がメタスピードエッジ東京を選んだ理由
1.自分が高ピッチ型ランナーだから
私の走り方の特徴は、ストライドを大きく伸ばして押すというより、ピッチを高く保ってリズムで刻むタイプという点です。
普段のケイデンスも190台後半と高めで、ハーフでもフルでもこの傾向は変わりません。
そのため、アシックスが「ピッチ型向け」として展開しているEDGEシリーズには以前から興味がありました。
2.富山マラソン2026で初サブ3に挑戦するから
今シーズンの最大目標は、2026年富山マラソンで初めてサブ3を達成することです。
サブ3のペースは、1kmあたり約4分15秒。
このペースを42.195km刻み続けるには、単純な脚力だけでなく、効率よく脚を回せるかが重要になります。
5000mのスピードだけでなく、最終的にはフルでも通用するかを見据えて、メタスピードエッジ東京を導入しました。


まずは1000mインターバル5本で試した|設定3分40秒を全本クリア
最初にしっかり試したのは、1000mインターバル5本(設定3分40秒/km)です。
結果は次の通りでした。
| 1本目 | 3:34.7 |
|---|---|
| 2本目 | 3:39.3 |
| 3本目 | 3:36.4 |
| 4本目 | 3:36.1 |
| 5本目 | 3:28.0 |
設定の3分40秒/kmを、5本すべてクリアできました。
しかも印象的だったのは、最後の5本目で落ちるどころか、3分28秒まで上げられたことです。
もちろん、これを全部シューズのおかげとは言いませんが、速いピッチでも脚が回しやすく、反発をうまくもらいながらリズムを刻みやすい感覚はかなりありました。
※最初はペースが上がりすぎてコントロールが難しかったです💦
心拍数も、平均166bpm、最大184bpm。 それなりにしっかり追い込んだ練習でしたが、最後までスピードを維持しやすかったのは好印象です。
2026年8月16日代々木公園でのインターバル


暑い時期だったので、繋ぎは2分の完全休息。
苦しい中最後上げれたのはかなりの収穫でした。
ペースグラフ

1000mインターバルの心拍グラフ

上尾5000m記録会で18分34秒のPB更新
次に、実戦での使用感を確認するために走ったのが、ONETOKYOの上尾5000m記録会です。
公式記録は、18分34秒。 5000mの自己ベスト更新となりました。
Garminのラップは以下の通りです。
| 1km | 3:33 |
|---|---|
| 2km | 3:36 |
| 3km | 3:43 |
| 4km | 3:45 |
| 5km | 3:38 |
前半はかなりいい入りができましたが、3km以降が苦しくなりました。
それでもラストでしっかり持ち直し、最後の1kmを3分38秒まで戻せたのは大きかったです。
さらに公式の400mラップを見ると、中盤で少し落ちたあと、最後の800mで再加速できています。
このレースで強く感じたのは、苦しくなってからももう一段ピッチを上げやすいことです。
これは自分の走り方とメタスピードエッジ東京の特性がかなり噛み合っていた部分だと思います。
上尾5000mの公式記録証画像

※5000mのGarminラップ画像

※上尾5000mのペースグラフ

※上尾5000mの心拍グラフ

上尾5000mで感じたこと
- 入りのスピードに乗せやすい
- ピッチを維持しやすい
- 中盤で苦しくなっても、ラストでもう一度上げやすい
- 5000mのような高強度ではかなり好感触
実際に履いて感じたメタスピードエッジ東京のメリット
1.ピッチを上げても脚が回しやすい
これは一番大きなメリットです。
私のように高ケイデンス寄りのランナーにとっては、ピッチを保ったまま前へ進みやすい感覚がありました。
無理にストライドを広げなくてもスピードに乗りやすいので、走りのリズムを崩しにくいです。
2.3:30〜3:40/kmあたりで反発を感じやすい
1000mインターバルや5000mでは、ちょうどこのくらいのペース帯を多く使いました。
その中で、反発を受けながら脚を素早く切り替えやすい感覚があり、スピード練習との相性はかなり良いと感じました。
※ただしこれは今現在の私の最高出力の場合で、人によって変わるとは思います。
3.疲れてからもう一度上げやすい
インターバル5本目で3分28秒、5000mのラスト1kmで3分38。 このように、苦しい状態からもう一度ペースを上げやすいのは、このシューズの魅力だと思います。
4.本気の勝負シューズとして気持ちが入る
これはスペックだけでは語れない部分ですが、履いた瞬間に「今日は速く走る日だ」と気持ちが切り替わるシューズです。
レースやポイント練習で集中力を高めたい人には、この感覚も意外と大事だと思います。
気になった点・デメリット
1.ジョグ用ではない
これははっきりしています。 メタスピードエッジ東京は、楽にジョグを楽しむシューズではありません。
完全に勝負用、速い練習用のシューズです。
※アップで使う時もペースが上がってしまいます…
2.価格は高い
税込29,700円は、やはり簡単に買える価格ではありません。
そのため、普段のジョグにも何にでも使うというより、レース本番や大事なポイント練習に絞って使うほうが満足度は高いと思います。
※私は今期のサブ3挑戦用シューズとして、本番レース以外ではインターバルと、最後の距離走に使う予定です。
3.誰にでも合うわけではない
ピッチ型の自分にはかなり合いましたが、ストライドを大きく伸ばすタイプの人や、安定感を最優先したい人には別の選択肢もあると思います。
4.フルマラソン本番での最終評価はこれから
1000mインターバルや5000mではかなり好感触でした。 ただし、フルマラソン42.195kmをサブ3ペースで走り切ったわけではありません。
つまり現時点では、
「短い距離の高強度ではかなり良い。フルでどうかはこれから検証」
というのが正直な評価です。
MAGIC SPEED 4との違い|私ならどう使い分ける?
私がこれまでハーフマラソンで主に使ってきたのが、MAGIC SPEED 4です。
福島シティハーフでは、このシューズで1時間25分59秒のハーフPBを出しました。
実際に使ってきた感覚で比較すると、こんな違いがあります。
| 項目 | MAGIC SPEED 4 | METASPEED EDGE TOKYO |
|---|---|---|
| 私の用途 | ハーフ・スピード練習 | 記録狙い・勝負レース |
| 扱いやすさ | ◎ | ○ |
| 反発の強さ | ○ | ◎ |
| ピッチの上げやすさ | ○ | ◎ |
| 価格 | 比較的抑えめ | 高い |
| おすすめの人 | 初カーボン〜PB狙い | 本気のPB・サブ3狙い |
MAGIC SPEED 4は本当に優秀で、私もかなり信頼しています。
ただ、5000mのようにより高いスピードを求めたとき、メタスピードエッジ東京には一段上の鋭さを感じました。
そのため私の中では、
- MAGIC SPEED 4=実戦向きで扱いやすい高性能モデル
- EDGE TOKYO=さらに上を狙うための勝負シューズ
という整理です。
EVO SLとの違い|フルではどう使い分ける?
フルマラソンでは、私はこれまでadizero EVO SLを使ってきました。
かすみがうらマラソンでは、このEVO SLで3時間10分切りを達成しています。
EVO SLの良さは、扱いやすさと脚への優しさのバランスです。

一方、メタスピードエッジ東京は、よりレース特化型で、明らかにスピード寄りです。
今のところ私のイメージでは、
- EVO SL=ロングでも扱いやすく、安心感がある
- EDGE TOKYO=勝負度合いの高いフル、または短い距離で本気の記録狙い
という使い分けです。
富山マラソンに向けては、今後のロング走やペース走で「4:15/kmを楽に刻めるか」を見ながら、どちらを本命にするかを判断したいと考えています。
メタスピードエッジ東京はどんな人におすすめ?
おすすめしやすい人
- ピッチ型ランナー
- ケイデンスが高めの人
- 5km〜フルで自己ベストを狙いたい人
- MAGIC SPEED 4などからステップアップしたい人
- サブ3〜サブ3.5あたりで勝負シューズを探している人
慎重に考えたほうがいい人
- ランニング初心者
- ジョグ中心で使いたい人
- 安定性やクッション性を最優先したい人
- カーボンシューズにまだ慣れていない人
- 価格を最優先したい人
50代でもメタスピードエッジ東京は使える?
これは同年代の人が気になるところだと思います。
私自身は、「50代だからトップモデルは早い」とは考えていません。
大切なのは年齢ではなく、
- 現在の走力
- フォーム
- カーボンシューズへの慣れ
- どういう目的で使うか
だと思っています。
私の場合は、
- ハーフPB 1時間25分59秒
- フル3時間8分24秒
- 1000m×5(3:40/km設定)クリア
- 5000m 18分34秒PB
- プレート系シューズへの慣れあり
という前提があるので、メタスピードエッジ東京を使う意味があると感じています。
逆に、まだ走り始めたばかりの人は、まずは扱いやすいモデルから入るほうが満足しやすいと思います。
2026富山マラソンで初サブ3へ|次に確かめたいのは「4:15/kmが楽かどうか」
5000mで18分34秒というスピードは確認できました。
でも、サブ3に本当に必要なのは5000mの速さそのものではありません。
必要なのは、4分15秒/kmを42.195km維持する力です。
メタスピードエッジ東京で速く走れることは確認できました。
次に確認したいのは、
「速く走れるか」ではなく、「サブ3ペースをどれだけ楽に刻めるか」です。
その意味で、このシューズは今後の富山マラソンに向けたロング走やペース走の中でも、しっかり検証していきたい一足です。
50代になってからの初サブ3挑戦。 その勝負シューズ候補として、現時点ではかなり期待しています。
※事実9月19日は、マラソンレースペース走として豊洲ナイトハーフマラソンを走りました。
まずまずの手ごたえでした。来月にも30キロ走で試走します。




まとめ|メタスピードエッジ東京は、ピッチ型で本気のPBを狙うランナーに有力
最後にまとめます。
メタスピードエッジ東京を実際に履いてみて、私が感じたことは次の通りです。
- 高ピッチ型ランナーにはかなり相性が良い
- 1000mインターバル5本や5000mのような高強度では好感触
- 5000mでは18分34秒のPB更新につながった
- MAGIC SPEED 4よりも、さらに勝負用の位置づけ
- 50代でも、走力と目的が合えば十分に使う価値がある
- フルマラソン本番での最終評価はこれから
私にとってメタスピードエッジ東京は、ただの高級シューズではなく、2026富山マラソンで初サブ3に挑戦するための可能性を広げてくれる一足です。
もしあなたが、
- ピッチ型で走るタイプ
- PBを本気で狙いたい
- MAGIC SPEED 4など初心者向けカーボンシューズからもう一段上を目指したい
というランナーなら、一度チェックする価値はかなりあると思います。


